英語応用力習得

最近は地震が多くて心配ですね。
火山活動も気を付けなければいけませんね。

さて、今回は英語学習法第2弾として、英語応用力修得期の学習法を紹介します。
ここでは、前回の英語基礎力修得期で培った基礎力を生かして、発信できる英語力を修得していきます。
私はまさに今このステージで、試行錯誤しながら日々学習を続けています。

目次

1 発音
2 スピーキング
3 ライティング
4 リスニング
5 リーディング
6 ビジネス英語
7 上級英単語

1 発音

発音は二の次という意見もありますが、何よりも発音がうまくできるとかっこいいというのが、最初に紹介する理由です。
発音を学ぶに当たっては、わかりやすい口・舌の動きが載っていて、それをトレーニングできる参考書で学ぶのが一番です。
私がトレーニングに使っている参考書は以下です。

ゼロからスタート英語発音猛特訓(Jリサーチ出版)

発音は一度学んで終わりではなく、その後もトレーニングを継続することが重要です。
このため、一通り学習した後も、自分が苦手としている発音トレーニングを週一か月一くらいでできるとベストです。

私はカラオケが大好きですが、この参考書でトレーニングした後は、英語部分がやたらうまく歌えて感動しました。

2 スピーキング

スピーキングにおいては、英語基礎力修得期において学んだ英文法が非常に重要となります。
しかし、重要と考えているだけでは英文法は活用できないため、その発信の場を作る必要があります。
その場としては、オンライン英会話が最も効果的と考えています。

オンライン英会話の利点は以下と考えています。
・通いスクールより圧倒的に安い
・自分のスケジュールに合わせて柔軟にレッスンを組める
・レッスンごとに先生を選べる
・ニュース教材もあり最新の時事話題にも英語で触れられる
・自分でレッスン内容を決められる
多様な国籍の先生と会話できる

オンライン英会話はたくさんありますが、私はいろいろと比較した結果、DMM英会話を使っています。
DMM英会話の一番のメリットは、多様な国の先生が在籍していることと思います。
特に、英語ネイティブでない国の先生とやりとりできるのは、今の国境のないビジネスを考えると非常に有益と感じています。

また、オンライン英会話のレッスンを行う上で私が意識していることは以下です。
・英語での挨拶や雑談に慣れる
・英文法を意識してフルの英文を話す
・教材は事前に予習してレッスン中は常に話している状態にする
・ニュース教材やフリーディスカッションを選び自分の考えを伝える
自分の考えが伝えられなかった単語やフレーズはメモしておく

特に、最後のメモは次のライティングで紹介するフレーズ暗唱に活用できます。
自分で考えたことが英語で伝えられなくて悔しいという思いが、スピーキング力の向上につながります。
更なる学習法については次の3をご覧ください。

3 ライティング

ライティングはスピーキングと表裏一体と考えていますので、ここではスピーキングも兼ねての学習法を紹介します。

これから紹介する勉強法は、英語日記BOY(左右社)から学んだことをかなり生かしています。
英語発信の学習に当たっては、2でも書いたように、自分で考えたことが英語で伝えられなくて悔しいという気持ちが大切です。
このため、私はオリジナル英文フレーズを作って、それをひたすら暗唱するという学習法をとっています。

まず、以下の要領で1日1~3文のオリジナル英文フレーズを作ります。

①自分が伝えたいと思ったことを短文の日本語で書く
→オンライン英会話で伝えられなかった単語やフレーズなどを活用します。
 3文作る場合は3文がつながったストーリーだとなおよいです。

②①を自力で英訳する
→まずは辞書なしで英文法を意識して英文として作り上げます。
 その後、わからなかった単語を辞書で調べます。

③②の英訳をGrammarlyでチェックする
→Grammarlyは無料でPCにダウンロードできる、英文チェックアプリです。
 ここで基本的な文法、単語のチェックをすることができます。

単語帳アプリに、表:日本語、裏:英語で打ち込む
→私は単語帳メーカーというアプリを使っています。
 ①、②のステップを最初から単語帳アプリに打ち込むと手間が省けます。
 また、今後の暗唱時の復習に向けて、一つのデッキ(固まり)は30文と細切れにします。

以上のような流れで、自分が伝えたいと思った、オリジナルの英文フレーズ集を作ることができます。
市販の英文フレーズ集との大きな違いは、自分の気持ちが入っていることと、自分で納得した英文であることです。
市販の英文フレーズでは、なぜその語順?なぜその単語?という無駄なひっかかりがよくあるので、それを避けることができます。

上記のように作成した英文フレーズ集は、単語帳アプリに登録しておけば、スマホでどこでも暗唱をすることが可能になります。
暗唱の方法は以下になります。

①1文ずつ英語を見ながら3回、日本語を見ながら3回暗唱する
→英語のリズムを口になじませます。

②当日を含む直近3日分のフレーズについて、1文ずつ日本語を見て英訳する
→自分が言いたかったことが英語で言えるか確認します。

③②を3回繰り返す
→3周することで、徐々に暗唱が楽になってきます。

④週末などにまとめて過去のフレーズ集を復習する
→1つのデッキを30文にしておけば、程よい分量で復習することができます。

以上のように暗唱を繰り返すことで、今まで発信できなかった英文が発信できるようになってきます。
それも見ず知らずの英文ではなく、自分が発信したいと考えていた英文なので、モチベーションもアップします。

4 リスニング

リスニングは2のオンライン英会話で鍛えることが基本ですが、一人でも鍛えることができます。
リスニング力向上で一番効果があると考えているのは、シャドーイングです。

シャドーイングは、英文を聞いたらそれをそのまま自分の口で追いかけながら発話するトレーニングです。
聞いたことを瞬時に自分で発するというのは、聞いたことを理解しないとできません。
このため、5のリーディング教材のうち、音源データがある教材を選ぶとトレーニングしやすいです。
ちなみに、音源を聞きながら自らも話すため、イヤホンをつけての実施がよいです。
よく聞き流しで英語力アップと聞きますが、聞くだけでなくシャドーイングすることが重要と考えています。

そして、ある程度英語力が上がってきたら、未知の英文をシャドーイングすることも効果的です。
プレゼンで有名なTEDは無料アプリもあるので、TEDを使ってシャドーイングするのも、プレゼン力向上と相乗効果で面白いです。

5 リーディング

リーディングについては、ひたすら英文に慣れる多読が重要です。
教材としては、自分が読みたいと感じたものを読むのがベストと思います。

いくつか具体例を以下にお示しします。

速読速聴・英単語シリーズ(Z会)
→解説もついた参考書として学習が可能であり、多読しつつ英単語も習得できます。

ラダーシリーズ(IBCパブリッシング)
→名著の英文書で、レベル分けもされているため、自分に合ったレベルを見つけやすいです。

・洋書
→自分が読みたいと思った本を選ぶことができるので、モチベーションが上がります。

・TIME
→英語学習の最高レベルの英文雑誌で、最近では楽天マガジンでも読めます。

6 ビジネス英語

ビジネス英語は決まったフレーズや表現があるため、2、3のスピーキングやライティングの学習だけでは不足する部分があります。
このため、ビジネス英語については、参考書で別途暗唱すると効率がよいです。
ここも、実際にビジネスで英語を使っている場合は、伝えられなかったことをオリジナルフレーズ化できるとよいと思っています。

私はまだビジネス英語経験がないので、以下の参考書で勉強中です。

ビジネスで1番よく使う英会話(Jリサーチ出版)
→フレーズとダイアローグのパートがあり、フレーズ暗唱とダイアローグでのシミュレーショントレーニングができます。

7 上級英単語

英単語は基本的に6までの学習を通じて修得してくのがよいですが、ハイレベルになってくると別途学習することも必要になります。
また、単語帳は目的にあった単語が集約されているため、集中した単語学習が可能というメリットもあります。

私もまだ学習を終えていないですが、今後の候補としては以下を考えています。

究極の英単語vol.3(アルク)
→TOEIC900点レベルの英単語を習得

究極の英単語vol.4(アルク)
→TIMEレベルの英単語を習得

TOEFLテスト英単語3800(旺文社)
→TOEFL英単語の定番書

でる順パス単英検1級(旺文社)
→英検1級英単語の定番書

以上、まだ発展途中ではありますが、私の英語学習法について紹介しました。
長年英語での発信には苦戦してきましたが、上記の方法で少しずつ光が見えてきています。
皆さんもおすすめの英語学習法があればぜひ教えてください

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