経済学び直し!~財政、社会保障~
経済学び直し第3回ということで、財政と社会保障について学び直しします。
1 財政とは
・所得の再分配
・経済の安定化
・資源配分の調整
政府の意図的政策であるフィスカル・ポリシーと、景気動向による自動調整であるビルト・イン・スタビライザーがあります。
政府の財政政策と日銀の金融政策を合わせて、ポリシー・ミックスと言います。
2 国家予算
・当初予算
・補正予算
・暫定予算
歳入は、約6割が租税・印紙収入、約3割が公債金収入です。
歳出は、社会保障関係費、国債費、地方交付税交付金、公共事業関係費がベスト4です。
3 社会保障
・社会保険
・公的扶助
・社会福祉
・公衆衛生
憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活」生存権の保障が根本にあります。
国民皆保険、国民皆年金の日本は、どう財源を確保していくかが課題です。
4 外国為替
・円高(1ドル=100円→80円)
・円安(1ドル=100円→120円)
円高は円の需要が増加した円買いドル売りの結果です。
輸入は有利、輸出は不利になります。
円安は円の供給が増加した円売りドル買いの結果です。
輸入は不利、輸出は有利になります。
新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株の影響で、世界経済が激しく変動しています。
これからの経済がどうなっていくか、基本を理解した上で、動きを追っていきたいと思います。